おすすめのWiFiルーター・モバイルルーター

今やほとんどの人が持つようになったスマートフォン。高校生、中学生も当然のようにLINEやSNSをモバイルで楽しんでいますし、最近では、ご年配の方もモバイル端末を利用し、スマホデビューしている方が多くおられるようです。
スマートフォンは私たちの生活に欠かすことができなくなり、WiFiが常に必要な時代になりました。でもやっぱり月々の通信費が気になる、という方もたくさんおられるでしょう。加えて、外出先でも、家でもインターネットの容量を気にせずWiFiを使用したい、というヘビーユーザーもたくさんおられます。
そういう方は、スマートフォンのテザリングではまだまだ、物足りなく感じるはずです。そこでおすすめするのが、通信費と容量、どちらのニーズも満たしてくれる優れもの、それがモバイルWiFiルーターです。
では、どういったWiFiモバイルルーターを選んだらいいのでしょうか。たくさんあって迷う、どれを買ったら正解なのかわからない、という方もたくさんおられます。
そこで今回は、おすすめのWi-Fiルーターをご紹介したいと思います。購入の際の参考にしていただければ、嬉しく思います。
※色々なサイトでおすすめの機種が紹介されていますが、当サイトではなぜおすすめなのか「おすすめの理由」を具体的に紹介しています。
HUAWEIのSpeed Wi-Fi NEXT W03

まずお勧めしたいのが、HUAWEIが製造しているSpeed Wi-Fi NEXT W03です。
W03は2016年7月に発売されたばかりの最新機種で、スペック面で他の機種を圧倒しています。このモバイルルーターの最大の強みは、バッテリーの持ち時間でしょう。他のルーターに比べ、待ち受け時間が大幅にアップしています。
一つ前の機種W02ですと、待ち受け時間は730時間でした。もちろんこれでも十分な時間なのですが、W03はなんと1040時間です。300時間以上、待ち受け時間が伸びているのです。これはWiFiを多く利用する人にはかなりのおすすめです。
バッテリー切れを気にして、こまめにモバイルルーターの電源を切ったり付けたり、を繰り返さなくても大丈夫。WiFiをたくさん使う人も携帯用バッテリーを持ち歩くことも少なくなるでしょう。
これには、ハード面での大きな改良が関係しています。W02は内部バッテリーが2500mAだったのに対し、W03は3000mAと500mAも大きくなっています。この改良により、待ち受け時間が大幅にアップしたのです。それだけでなく、W03は通信パフォーマンスをバッテリー残量によって自動で調節してくれる機能がついています。
バッテリー残量が少なくなってきたらCA(キャリアアグリゲーション)をオフにして省エネモードに切り替わり、逆に充電中や残量がたくさんある時には、ハイパフォーマンスモードに切り替わる、という優れた機能です。この機能により、省電力とハイパフォーマンスを両立し快適にWiFiを使用することが可能になりました。
加えて、このW03のもう一つの強み、それは通信速度です。モバイルルーターの中でも「WiMAX史上最速」といううたい文句の通り、下り最大370Mbpsのスピードを達成しています。それは、すでに通信業界ではスタンダードになっているCAを最大限活用することによって可能となった数字です。CAとは複数の帯域を集めて同時に利用することによって、通信速度をより高速にすることを言います。
このW03の370Mbpsというハイスピードインターネットは、WiMAX2+の220Mbpsと4GLTEの150Mbpsを集める、つまり「アグリゲーション」することによって生み出されたものです。au 4GLTEにも対応していますので、田舎でもかなりつながりやすくなっているのも、このW03の大きな特徴といえます。都心だけではなく、地方にお住まいの方にもおすすめの機種なのです。
NECのSpeed Wi-Fi NEXT WX02

もう一つお勧めのWi-FiルーターはNECプラットフォームズ株式会社が製造している、Speed Wi-Fi NEXT WX02です。WX02の最大スピードは下り220Mbpsとなっており、先ほど挙げたW03には及ばないものの、こちらも必要十分なスピードを持っています。
このWX02がおすすめな点はWiMAX2+とWiMAXの両方のエリアに対応しているところです。WiMAX2+の電波が入らないところでは、より広いエリアを持つWiMAXに自動的に切り替え、通信してくれるというところが最大の長所でしょう。つながりやすさ、を気にする方にはおすすめの一台となっています。
もちろん、WX02のおすすめポイントはそこだけではありません。どの機種を使っても、混雑を避けるため3日間3GBの通信速度制限がかかりますが、「今日はWiFiを使いすぎたな」と言う時も、WX02はどれだけ通信したか、通信料が一目で確認できるようになっています。
ディスプレイを見ると、今までに何GB使用したかがデジタル表示されていますので、安心して使用することができます。毎月1日になるとリセットされ、月ごとの通信量が確認できますのでとても便利な機能です。これは、通信量を細かくチェックしたい人におすすめの機能です。
連続通信時間もこのモバイル機種のセールスポイントです。ハイパフォーマンスモードと省電力モードを切り替えて使うことができますので、状況に応じて使い分けることで、バッテリーの持ちを長くすることができます。バッテリーの持ちがいいということは、モバイルルーターでWiFiをたくさん使う人でも電池の減りを気にせず使うことができ、ヘビーユーザーの方にもおすすめです。
連続通信時間は、ハイパフォーマンスモードでは7時間20分、省電力モードでは10時間とかなり長く通信することが可能です。すぐに充電できる状況ではハイパフォーマンスモード、外出時には省電力モード、など使い分けることで快適なネット環境を作り出すことが可能となっています。
サイズ感もWX02はとても手に馴染みしっくりきます。W110×H66×W9.3mmとなっており名刺より少し大きいサイズとなります。実際に手にしてみるとわかりますが、1センチに満たない薄さ、が持ち運びの良さにつながっています。鞄の隙間にすっと収まるサイズ感が、人気の秘密です。そのため、軽さやコンパクトさが条件な人にもおすすめです。
そのため、WX02は機能だけではなく、サイズ感やデザインにもこだわりを持っている方にもおすすめな端末です。
今回ご紹介したおすすめのWiFiモバイルルーターを参考に、利用頻度と機能性のバランスを確認して、選ぶといいでしょう。